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四柱推命の起源と歴史
古代中国における起源
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四柱推命の源流は、紀元前1400~1300年頃の 殷王朝 にさかのぼります。
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当時使われていた 甲骨文(こうこつぶん) には、
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五行説(木・火・土・金・水)
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十干(甲・乙・丙…)
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十二支(子・丑・寅…)
を組み合わせた 六十干支 によって暦を表す記録があり、これが四柱推命の基盤となりました。
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学問としての成立
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文献的に四柱推命が「命術」として体系化されたのは 宋代(960~1279年)。
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占術家 徐子平(じょしへい) による著書 『淵海子平(えんかいしへい)』 が最古とされ、以後この学問は「子平学」と呼ばれ、四柱推命の理論体系が発展していきました。
日本への伝来
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日本には 江戸時代中期 に『淵海子平』が伝わりました。
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仙台の儒者 桜田虎門(さくらだこもん) が訳書 『推命書』 を著し、これが日本における四柱推命のはじまりとされています。
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以後、日本独自の解釈や流派も加わり、現在の多様な四柱推命へと展開していきました。
四柱推命と陰陽五行説の関係
陰陽説
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世界を「陰」と「陽」の二元で捉える思想。
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例:男と女、太陽と月、昼と夜、動と静。
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相反する性質を持ちながら、互いに補い合う関係にあると考えられます。
五行説
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宇宙万物は 木・火・土・金・水 の五つの元素で成り立つという思想。
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それぞれが 相生(助け合う) と 相剋(打ち消し合う) の関係で循環する、とされます。
四柱推命への応用
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四柱推命では、生年月日時刻を 六十干支 に換算。
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その人の命式(めいしき)を「木・火・土・金・水」に分類し、
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各要素の強弱バランス
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陰陽の調和
を見極めることで、その人の性格・運勢・相性などを推定します。
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✅ まとめると、四柱推命は 殷代の甲骨文にルーツを持ち、宋代に体系化され、日本では江戸時代に広まった学問。
その本質は 陰陽五行のバランス を命式に当てはめて、人の運命を読み解くことにあります。